アユがやってきた〜♪ 2019年シーズン開幕!!

3月9日(土)

今年も「野根川の自然と水資源を守る会」による恒例の植樹会が開催され、たくさんの方々が「千年の森」に集まり、春の日差しを楽しみました。

この傾斜地に降る雨はそのまま野根川に注ぎます。野根川を愛する人たちの気持ちが豊かな涵養樹林を育みます。

また今年は、野根川の河口に例年より早くアユがやってきましたが、雨が降らず、魚道を遡上できるかどうかが心配でした・・・が、

植樹会のあと、夕方から恵みの雨が降り、アユたちの第一関門である鴨田えん堤の魚道もご覧の通り、完璧に通水しました!

そして、第二の関門である長峰えん堤ですが、3月2日に右岸魚道の修正工事を高知を代表する酒造メーカー「酔鯨酒造」様のご支援で実施することができました。

酔鯨様、ありがとうございました♪

これでアユたちは、右岸側を一列になって上がってこれます。今からそのカワイイ姿を見るのが楽しみです。

また同じ3月9日(土)の午後、もう一つのイベントが阿佐東線 宍喰(ししくい)駅で開催されました。

記念すべきDMVの第一号車両のお披露目イベントで、飯泉徳島県知事はじめ、たくさんの徳島県・高知県の要人の方々がお祝いに駆けつけました。

道路走行モード

「デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle , DMV)」とは、線路と道路の両方を走ることが出来る車両のこと。つまり、線路を走れるバスのことです。

阿佐海岸鉄道は、DMVの世界初の営業運行を2020年までに開始します。阿波海南駅から甲浦駅間は線路を走り、そこから道路を室戸岬方面まで走行します。雄大な太平洋を眺めながらの室戸観光は鉄道ファンや外国人の人気を集めることでしょう。

線路走行モード

写真・文/水谷要

Page Top