野根川“千年の森”植樹会レポート

「野根川の自然と水資源を守る会」
“千年の森”広葉樹の植樹会に参加しました。
2016年3月13日(日)9:30〜

その想いは、時空を超えて未来

第5回目の「千年の森」広葉樹の植樹会に参加させてもらいました。
場所は、野根川支流、阿瀬川の左岸一帯に拡がる急峻な傾斜地です。

野根川の出発点の貧田丸(1018m)の山腹がよく見えます。
そこから徳島県海陽町、そして高知県東洋町を経て太平洋に注ぎます。

CIMG2867
この日はちょっとモヤがかかっていましたが、ほぼ中央が貧田丸の山頂です。

CIMG2896

これは植樹実行委員会の方のお手本です。

CIMG2880

クヌギを中心にシラガシ・ウマメガシ、シイ、ナラなどを丁寧に植えていきます。

CIMG2871

植樹する場所は、かなりの傾斜ですので結構タイヘンです。それに、せっかく苗木が定着してもシカなどに新芽を食べられたり、苦労は絶えません。

CIMG2885

それにしても大勢の方々が参加しています。
それぞれに、野根川の上流に想いを込めての植樹です、きっと。
千年経っても変わらない、いや、もっとステキで愛される川になってほしいと。
私もとても清々しい気持ちになりました。

CIMG2890

一方、この朝、私は国道55号線の野根川河口から久尾まで川沿いに上ってきたのですが、その時に撮影した鴨田のえん堤です。

河口から3.2kmの地点にありますが、漁協さんのご尽力で今年の2月から転倒ゲートが閉じられ、魚道から水が流れるようになりました。

これだと魚たちも遡上しやすくなりますね。

CIMG2862

川は、人が手入れしないと良くなれません。
森里川海のつながりの確保、川が一本につながると、豊かな命が甦ります。
その日は、もうすぐやって来ます、必ず。

文/水谷要

Page Top