御処野誠「野根川の親鮎保護のために禁漁期間・禁漁区が設定されました!!」


◆野根川河川組合の臨時総会 2017年10月21日(土)

 
鮎釣りシーズンもあとわずかとなった10月下旬、東洋町役場、河川組合員の皆さまとWRPによる「親鮎保護のための禁漁区の設定」の賛否を議決する臨時総会が開催されました。前年の総会で12/1~12/31までの落ち鮎釣り解禁が決まっていた中での臨時総会でした。

まずは、説明会にて組合員さんに経緯をご説明。

現在の野根川のコンディションや、なぜ落ち鮎釣りを禁止しようとしているのか?

「釣る数は大した数ではない」などのご意見を頂く事もありました。しかし、釣り場に入る事は、産卵場所に入り、せっかく産んだ卵を踏み荒らし流してしまう事になることもご理解頂きました。説明会後の臨時総会では賛成多数により12/1~12/31まで押野橋下流(産卵場所)は禁漁になりました。

また、人が入らなくなる事により、カワウの対策が必要になってきます。もちろん私たちもご協力させていただくつもりです。

◆「野根川再生計画」町民説明会 2017年10月24日(火)

 
続いて行ったのは、町民の皆さま向けの説明会。
 

自然に関心のある方、地域活性化にご活躍されている方など50名ほどがご参加くださいました。「野根川再生計画」とは「野根川を守る!野根川を活用する!野根川に集客する!」ための計画。この3本柱を町民の皆様にご理解頂ければ、東洋町はますます元気な町になるのではないでしょうか?

鮎釣りシーズンも今年は終了!

鮎たちにはゆっくり産休をとってもらって、また来年沢山の鮎が遡上してくれることを楽しみにしています。
 
文/御処野 誠

Page Top